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学校の開始時間を選択性にすることで睡眠の質と学校の成績が改善されるかもしれない。

現在、世界中の子供達が慢性的な睡眠不足に苦しんでいる。日本人睡眠時間も年々減ってきており、NHKの国民生活時間調査(2015年)によると調査を始めた1960年より1時間ほど減っている。(調査方法が違うために一概には判断できないが)

睡眠不足は、学校の授業が朝の8時か8時半に始まる学齢期の子供たちにとって特に危険だ。そこで、ドイツの研究者らは、同国西部アルスドルフ町のギムナジウム(中等教育機関)の高学年の生徒に、始業時間が選択できる柔軟な時間割で学校生活を送らせる実験を行った。

実験内容としては、毎日午前8時または午前9時(08:50以上)を選択できるようにしたとき、主観的および客観的測定を使用して生徒の睡眠を長期的に監視した。(主観的というのは睡眠に対する満足度だと思われる)

毎日「睡眠日誌」を記入し、手首に装着した機械により、実験前の3週間と実験中の6週間を追跡、記録した。

結果、

午前8時から午前9時までの開始時間、年齢、性別に関わらず生徒たちの睡眠時間は平均して1.1時間長くなっていることがわかりました。睡眠の質が向上し、アラームでの覚醒も少なくなりました。

通常の開始時刻より1時間遅れの9時に登校した生徒は被験者全体の39%に過ぎなかったが、その全員に体調や成績の向上が見られた。(遅刻ではない)

学生は柔軟なシステムに非常に満足しており、主観的な観点から睡眠の改善を報告しました。

研究者らは、生徒たちの健康に良い影響を与えるのは、授業の開始時間の変化というよりも、むしろ、内なる自由、すなわち、1日のスケジュールを柔軟に管理し、目覚ましを使わず自然に目が覚めるようになる可能性と結びついていると結論付けた。

creditsputniknews