宇宙の匂いは香ばしい?宇宙飛行士の証言をもとに「強烈でユニークな」匂いを再現

「宇宙空間は一体どんな匂いがしているのだろう」。そう疑問に思ったことはありませんか?

もしそうであるのならば、宇宙飛行士の証言をもとに開発された香水「EAU DE SPACE(オ・ド・スペース)」がそれに答えてくれるかもしれません。

本来、これは宇宙飛行士の訓練にために開発されたものですが、私達でも購入することが可能です。

一体どのような匂いがするのでしょうか。

宇宙は実は焦げ臭い?

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個のユニークな香水を開発したのは、英国を拠点とする香水会社Omega Ingredientsです。

このプロジェクトは、創設者であり科学者でもあるスティーブン・ピアス氏が宇宙ステーションの内部の匂いを再現するための展示会に取り組んだ後、NASAから依頼を受けたことに始まります。

NASAは宇宙飛行士が未知の香りにさらされた際の驚きを軽減することを望んでいました。

2009年にISSを訪れたトニーアントネッリ氏は初めて宇宙へ行き、ハッチを開けたときのことを鮮明に覚えているといいます。

「金属か何かのような、地球上で嗅いだことのない匂いがしました。誰もその匂いについて教えてくれなかったので完全に圧倒されました。

宇宙飛行士の証言により、すでに宇宙に”匂い”が存在することは知られていました。香りの感想には個人差がありオゾン、焼き肉、さらにはラズベリーのようだったという報告がされています。

宇宙飛行士であるペギーウィットソン氏は2002年のCNNのインタビューで「発泡直後の銃のような、焦げているだけでなくほんの少し苦い匂い」だと語りました。

ピアス氏はこれらの証言をもとに香水をデザインしました。2008年に依頼されてから独特の香りを再現するのに4年の歳月をかかったとのこと。

同社は幼稚園から高校までの生徒に宇宙に対する関心を高めることも目的の一部としており、この未知の香りを家族、兄弟、姉妹などと共有し、そこから議論が始まることを望んでいます。

また、宇宙の香水の次の製品として「月の香り」と呼ばれる香水の開発を検討しています。

現在、「EAU DE SPACE(オ・ド・スペース)」は商品化に向けてキックスタータークラウドファンディングを行っています。

参照:daily mail online / CNN