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ADHDの子供向けゲームがアメリカで承認!医者がゲームを処方できる時代へ

credit : AKILI.2020
注意欠陥・多動性障害(ADHD)は家族や社会に大きな影響を与える一般的な小児神経発達障害です。

ADHDを持つ子供は意識的にその症状を緩和、あるいはは軽減させるのが困難であり、本人の意志とは無関係に動いたり、学校に必要なものを忘れてしまいます。

これまで、飲み薬や行動への介入などを組み合わせて治療を行ってきましたが、視覚的刺激を与えることで豊穣を緩和する治療法が考案され、注目を集めてきました。

そして今回、臨床試験の結果その効果が認められ、ADHDの子供向けゲームが「処方箋」として承認されました。

FDA(米国食品医薬品局)によると、症状を治療する目的でゲームが承認されたのは初めてのことだという。

では、どのようなゲームでしょうか

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ADHDのための家庭用ゲーム

今回新たに「薬」として認められたゲームは「AKILI」が開発した「EndeavorRx」です。

600人以上のADHD児童を研究したことにより完成したゲームで、主に8歳から12歳の子供を対象としたコンピュータゲームです。

氷の川や燃え盛る火山、のどかな森林などのステージを小型機で駆け巡り、障害物を避けながらコインを集め、ゴールを目指すといった内容となっており、人によっては他の治療法との併用も可能とされています。

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1日たった25分で治療

credit : AKILI.2020

ゲームの効果を立証するためにチームはADHDと診断された児童に1日25分、1週間に5日間を1ヶ月継続してもらい、その経過を観察しました。

その結果、「全体の3分の1に当たる36%の子供で注意力の改善が見られた」という。

治療後、ADHD障害の改善は、最大1か月間維持されました。さらに実験期間を2ヶ月間に延長したところ、なんと全体の68%の子供で症状が改善されたという。

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いずれ一般的になるの?

着想から10年以上、研究に7年の月日をかけて作られた「EndeavorRx」ですが、すぐさま既存の治療法に取って代わることがあるのでしょうか?

恐らくそのようなことはありません。

調査結果は「EndeavorRx」の医学的有効性を示すと同時に、ADHD治療を完全に置き換えるには不十分であることを示唆しました。

科学により作られたコンピューターゲームが私達の健康を改善してくれることを期待しましょう。

参照:AKILI / sciencealert