犬にも人間と同じように「思春期」があることが判明。

典型的な十代の若者に見られる相反行動は人間だけに発生するものではなく、犬にも見られることが示されました。

biology lettersに掲載された新しい研究では、ラブラドール、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーの交雑種を含む69頭の犬のグループを研究し、思春期前である生後5ヶ月と思春期中の生後8ヶ月の時点で犬の従順性がどのように変化するのかを調査しました。

その結果、犬が生後8ヶ月の時点で不服従の傾向を示し、命令されてから座るのに時間がかかることを発見しました。ただしこれは彼らの飼い主から命令が与えられた場合であり、見知らぬ人からの同じ命令には従っていました。非従順な行動は、生後5ヶ月と比較して生後8ヶ月の思春期に最も頻繁に見られました。

「この時期は犬の人生の中で非常に重要な時期です。」とアシャー博士は声明で説明しました。

「この時期は、犬がかわいい子犬ではなくなってしまい、飼い主が突然、犬がより挑戦的な存在であることに気付き、犬をコントロールしたり、しつけたりすることができなくなってしまうためです。」

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アシャーと彼女の犬マーサ credit : GLEN ASHER-GORDON

「しかし、10代の子供と同様に、飼い主は彼らの犬が段階を経ていることを認識する必要があり、それが通過することを知る必要があります。」

さらに、チームが285人のラブラドール、ゴールデンレトリバー、ジャーマンシェパード、およびそれらの雑種の大きなグループについて収集されたデータを調べたところ、思春期の影響を示すさらなる証拠が見つかりました。

飼い主とトレーナーは「命令にどれだけはやく従うか」、「リードオフのときの従順性」などのアンケートに答えることによって「訓練可能性」を評価するように求められました。

飼い主は生後5ヶ月または12ヶ月の場合と比較して、8ヶ月前後の犬の「訓練可能性」のスコアを低くしましたが、トレーナーは生後5か月から8か月の間に服従性が増加したと報告しました。

見知らぬ人と比較して飼い主を無視する行動は、飼い主への不安な愛着を持つ犬でも顕著に見られました。この研究は、種を超えた関係性の質が繁殖時期に与える影響を示す最初の証拠を提供し、親子関係との別の並列性を強調しています。

「飼い主が犬の不従順を罰したり、この時期に感情的に犬を引き離し始めたりしないことが非常に重要です。これは人間の十代の頃と同じように、問題行動を悪化させる可能性が高いです。」とアシャー博士は付け加えました。

参照:iflscience / scitechdaily /