Electigmaについて

スパンコールのように光り輝く鱗を持つワームが発見される。

活動的なハンターとして知られているポリノイダエ科(スケールワーム)に新たに4種が追加されました。彼らの鱗はピンク、青、紫をベースとした虹色の輝きを放ちます。

「スケールワーム」は900種以上が確認されている巨大なファミリーを形成しています。いくつかは浅瀬や潮間帯のような非常にアクセスしやすい地域に生息していますが、そのほとんどは熱水噴出孔周辺のようなより危険な場所に生息し、極限環境化を生き抜いています。

カリフォルニア大学サンディエゴ校の学生であるエイブリー・ハッチ率いる研究チームは、「空腹のウロコ虫」を意味するペイナロポリノエ属(Peinaleopolynoe)を主に研究しており、2004年から2019年の間に太平洋東部の915メートル以上の深さで4種のきらびやかなワームを発見しました。

credit : Hatchet et al, 2020, Zookeys

海底では食料が手に入りにくいため、彼らは文字通り海底から湧き出てくるメタンやクジラの死骸を栄養源として生き延びています。最初に発見されたときも彼らはクジラの沈没地点に群がっていました。

しかし、何故このような派手な外見をしているのでしょう。彼らが生息しているのは太陽光が届かない水深1,000メートル以上の海底であり、ワームに目のような機能はついていません。

深海に生息する生物には前方のオブジェクトを照らし出すための「懐中電灯」を持っている種もいますが彼らの鱗は自ら光を放つことは出来ません。

「海底ではどんな動物にも見えるはずがありません。正直言って虹色は機能的な意味を持たないと思います。」と、研究に関与しなかったタマラ・フランクはinsidescienceで述べました。

参照:iflscience / insidescience / zookeys