他のガスとCO2を分離できる膜が開発される

新しく開発されたこの自己形成膜は、まるでコーヒーフィルターのように機能し、窒素などの無害なガスを待機中に放出し、二酸化炭素だけを捉えることが出来ます。

CO2の過剰な排出は気候変動のおもな要因であると考えられています。2015年、地球全体の平均気温が産業革命前と比較して1度上昇していることが初めて確認されました。

このまま地球全体の平均気温が上昇し続けると、人々の健康、食料の生産、野生生物の大規模な移動など悲惨な結果を引き起こすと推測されています。

これらの問題を解決すべく、研究チームはこれまで試みられたことのない手法を使用して、O2とCO2自体の流れに反応して成長する銀幕を開発しました。

さらに、高価な貴金属である銀を成長させることにより、コストを劇的に削減することに成功しました。

「銀から膜全体を作るのではなく、少量の銀を加えて成長させました。メンブレン内で必要な機能を追加します。」と、ニューカッスル大学工学部のグレッグ・マッチ博士声明で説明しました。

「最も重要なのは、膜の性能が既存の炭素回収プロセスと競争するために必要なレベルにあることです。実際、必要な機器のサイズを大幅に削減し、運用コストを削減できる可能性があります。」

費用対効果の改善に加えて、チームはこれまで検討されていなかった手法を取り入れたことにより、この膜の製造における既存の方法以外の方法も検討できることを示唆している。

「これらの節約は重要です。炭素回収のコストは、テクノロジーの利用を制限する主要な要因の1つです。膜の性能には「上限」という一般的な測定基準があります。私たちの膜は独自の輸送メカニズムに依存しているため、ほとんどの膜材料の制限を回避し、上限をはるかに超えています!」と、マッチ博士は付け加えました。

「この研究が、膜を形成する新しい方法を刺激し、コストを削減し、環境を保護するための将来の用途のためにこの新しいクラスの膜への関心を駆り立てることを願っています。」

この研究は Energy & Environmental Scienceに掲載されています。

参照:sciencealert / ニューカッスル大学 / AZOcleantech