ゼロから自動的にAIを開発することができるソフトウェアが制作される。

機械学習の方法は様々な面で進化し続けていますが、人間が入力したデータを使用して適応させることは変わりません。新しい研究はそれらの課題を解決しつつ、この分野が将来有望なことを示しています。

AIアルゴリズムの構築、学習には時間がかかります。近年、科学者たちはいくつかの部分を自動化することには成功しましたが、人間がプログラムを設計し、つなぎ合わせていることに変わりありません。つまりAIの性能は未だエンジニアの想像力に制限されているということです。

その制限を取り払い、機械学習にさらなる進歩をもたらすべく、研究者らはAutoMLと呼ばれる分野の研究を進めました。それにより、機械学習は徐々に自動化されていきました。

arXivに掲載された論文では、googleのコンピューターサイエンティストであるQuoc Le氏と同僚は、高校生でも知っているような基本的な数学概念を利用して、実質的に人間がいなくともアルゴリズムを組み立てられるAutoML-Zeroと呼ばれるプログラムを開発し、画像認識などの簡単なタスクでテストしました。

手動で設計されたアルゴリズムと比較して最良のアルゴリズムを維持し、バリエーションを増やすためにコードの一部をランダムに置換、編集しましました。他の候補は廃棄されました。

これらのサイクルを繰り返した結果、高性能なアルゴリズムだけが残りました。それらのいくつかのネットワークは古典的な機械学習技術に匹敵します。

それでも、イントホーフェン工科大学のコンピューター科学者であるホアキンヴァンスコーレンは、このアプローチが最先端の技術と競合できるようになるまでにはしばらくかかると考えています。彼は、現時点ではゼロから生み出しているのではなく、人間の作り出したプログラムやテクニックを参照しているだけだといいます。

しかし、Quoc Le氏は数学的演算の数を増やし、さらに多くのリソースをプログラムに当てることができればまったく新しいAI機能を発見できると信じています。

「それは私たちが本当に情熱を注いでいる方向です」と、彼はサイエンスマガジンに語りました。「人間が理解するのに長い時間がかかる本当に根本的な何かを発見すること。」

参照:iflscience/ サイエンスマガジン/ arXiv