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コウモリから新たに6つのコロナウイルスを検出。

研究者はコウモリから新規のコロナウイルスを発見しました。しかし、新たに発見されたコロナウイルスはSARS、CoV-1や現在流行している新型コロナウイルスとは余り関係がありません。

credit:Roshan Patel、スミソニアン国立動物園および保存生物学研究所/https://nationalzoo.si.edu/news/smithsonian-scientists-discover-six-new-coronaviruses-bats

コウモリが媒介したとされる人獣共通感染症を研究するには、それらを保持する自然宿主を観察する必要があります。PLOS ONEに掲載された調査報告はコウモリにおけるコロナウイルスの多様性を理解し、パンデミックの可能性のあるウイルスの予防、検出、及び世界的な対応に役立ちます。

「ウイルスのパンデミックは、人間の健康が野生生物と環境の健康にどれほど密接に関連しているかを思い出させます」と、、研究の筆頭著者であるマークバリトゥットは声明で述べました。

「世界中で、人間は野生生物とますます頻繁に相互作用しているため、動物におけるこれらのウイルスについて理解を深めるほど、それらを変異させることができ、それらが他の種にどのように広がるのかを理解すればするほど、パンデミックの可能性を減らすことができます。」

米国国際開発庁(USAID)のプロジェクトの一つであるPREDICTプロジョクトの下で活動する国際的な研究チームは2016年5月から2018年8月までの間に、研究者たちはさまざまなコウモリの種を特定し、750以上の唾液と糞便のサンプルを収集して、人獣共通感染症とウイルスについてテストしました。

チームは3つの場所からサンプルを取得しました。そこでは、土地利用の変化や文化的活動のために、人間と野生動物が密接して暮らしています。

データとの比較の結果、3つの新しいアルファコロナウイルス、3つの新しいベータコロナウイルス、及び1つの既存のアルファコロナウイルスを検出しました。新たなウイルスは合計で6つです。

これら6つの新たなウイルスが他の種に媒介する可能性や、ヒトに感染する可能性を調査するにはさらなる研究が必要と研究者らは述べています。

「多くのコロナウイルスは人々にリスクをもたらすことはないかもしれませんが、これらの病気を動物の初期に特定した場合、発生源では、潜在的な脅威を調査する貴重な機会があります」と、スミソニアンのグローバルヘルスプログラムのディレクターであるスザンマレーは声明で述べました。

「警戒監視、研究、教育は、パンデミックが発生する前に防止するために私たちが持っている最高のツールです。」

コロナウイルスはウイルスの大きな分類の一つであり、SARS CoV-1、MERS、COVID-19のように別種へ飛び移るウイルスは殆どありません。しかし、研究者らは野生動物との接触が一般的になっていると指摘し、野生動物で発生する人畜共通感染症の監視の重要性を強調しています。

「世界中で、人間は野生生物とますます頻繁に相互作用しているので、動物におけるこれらのウイルスについて理解するほど、それらが変異するのを可能にし、それらが他の種にどのように広がるのか–パンデミックの可能性を減らすことができるほど良い」と、スミソニアンのグローバルヘルスプログラムの野生動物獣医であったマークバリトゥット氏は声明で述べました。

参照:PLOS ONE

参照:Livescience

参照:iflscience

参照:smithsonian’s national zoo & conservation biology institute