ペットボトルをわずか10時間で分解、リサイクルすることが可能な酵素が作成される。

新たに発表された研究は変異細菌酵素を用いて数時間のうちにペットボトルを生まれ変わらせることができることを示唆しています。

現在の推定では、世界中で生産されているプラスチックは3億5900万トンにのぼり、その内1~2トンが埋立地に埋められ、自然に蓄積され続けています。これらは様々な問題を引き起こし、環境に悪影響を与えています。

バイオプラスチック業界のパイオニアであるカルビオスはプラスチックボトルを個々の化学合成物に分解し、その後で再利用することができる酵素を開発しました。この酵素は10時間で1トンのプラスチックを分解できます。

「PETの真の産業規模の生物学的リサイクルの可能性を可能にします。これは、速度、効率、耐熱性の面で非常に大きな進歩です」と、McGeehan氏はThe Guadianに語りました。

「PETの真の循環リサイクルの大きな前進であり、石油への依存度を減らし、炭素排出量とエネルギー使用量を削減し、廃プラスチックの収集とリサイクルを奨励する可能性があります。」

「PETヒドロラーゼ」酵素は、わずか10時間でペットボトルの90%を分解できます。

研究者は自分たちが望む酵素を模索するために、10万の微生物のスクリーニングし、実験を重ねた結果、2012年に葉の堆肥から発見された酵素が72℃で安定し、急速な分解に最適なものであることを突き止めました。

「完全に忘れられていたが、最高だったことが判明した」と、カルビオスの最高科学責任者であるフランスのトゥールーズ大学のアランマーティ教授はthe Guadianに語りました。

さらにこの酵素は生産するのにかかる費用が少なくすむという利点があり、費用対効果が高いことも判明しています。研究者によると油からペットボトルを作るのにかかる費用の25分の1でリサイクルが可能としています。

「この革新は、PETのリサイクルと生産にとって本当に画期的なことです。カルビオスが開発した革新的なテクノロジーのおかげで、PET産業は真に循環するようになります。これは、プラスチック製品のマーケティング担当者、PETの生産者、そしてより一般的には市民社会全体から始めて、この業界のすべてのプレーヤーの大きな期待です。」と、カルビオスのメンバーであるサレージャバリン博士は声明で述べました。

プラスチック廃棄の問題に対処する緊急の国際的なな必要性、そして多くの政府がその必要性を求めています。ここで説明するペットボトルの酵素処理はそのような目標を達成するのに役立つ可能性があります。

科学者はこの酵素を大規模な産業目的で2024年か2025年までに稼働させたいとしています。

この研究はnatureに掲載されました。元の記事を読んでください。

参照:futurism

参照:The Guadian

参照:Carbios