Electigmaについて

犬の鼻には「赤外線センサー」のような機能が備わっていることを研究が発見。

犬は人類の友達です(相手がそう思ってくれているかどうかはわかりませんが)。最も古く家畜化された生き物である彼等は人類に大きな利益をもたらしてくれました。今回の研究は15000年来の友人の新たな才能を明らかにします。

ルンド大学とブダペストの研究者で構成された国際的な研究チームは犬が冷たく、湿ったその鼻で別の動物や人体などの僅かな温度の変化を感じ取れることを発見しました。

「人間がこれを発見するのに長い時間がかかりました。人間と犬が地球上で並んで生活を始めたのは15,000年前であり、私たちは常にこの犬の能力に気づいていませんでした」と、ルンド大学の教授であるロナルドクローガーは声明で述べました。

この発見は、視覚、聴覚、嗅覚などの他の感覚が妨げられているときに捕食者が獲物を検出する方法をよりよく理解するのに役立つと言います。

研究チームは2つの異なる研究で結論に至りました。1つの実験で研究者は3匹の愛犬を訓練し、放射熱に基づいて2つの離れた物体を区別しました。1.6m離れた距離から温かい物体を選択させるようにしました。これは適切な狩猟距離です。

実験時、ハンドラーは見分けられないように、オブジェクトには匂いがなく、黒い磁気テープで巻かれていました。それにも関わらず3匹の犬は一貫して温かいオブジェクトを選択したと研究者は報告しています。

他の実験では脳をFMRIマシンで検査している間に温かい物体と室温の物体を様々な品種の13匹に提示しました。

その結果、鼻から来る情報を処理することが知られている犬の脳の左の体性感覚皮質は、中性の物体よりも暖かい物体に対してより敏感でした。

実験で使用した放射熱の刺激はすべて、非常に短い距離であっても人間の手で感じるには弱すぎました。暖かさを感じるために表面に触れなければなりませんでした。

「他の肉食動物が同様の赤外線感覚を持ち、捕食者と捕食者の関係の物語に新しい章を追加する可能性がある」と、ルンド大学の感覚科学者であるロナルド・クローガーはロイターに述べ、「捕食者の狩猟戦略を再評価し、捕食動物の体温を考慮して捕食動物の生物学を再検討する必要があります」と付け加えました。

研究者によると、この研究はオオカミなどが優れたハンターである理由を説明するピースになると語りました。嗅覚、視覚、聴覚に加えて、彼等は獲物の温度を識別できる能力があります。現在、犬はあまり狩りをすることはなくなりましたがオオカミの特性を受け継いでいるのでしょう。

また、研究者は雪崩や地震などの救助が必要な場面での救助犬の選定にも役立つとしています。鼻を冷やすことが出来ない品種は継続能力が低いかもしれませんん。温かい人体を探すには冷えた鼻が必要です。

参照:sciencealert

参照:nature