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ウイルスの影響で産業が減速したことで中国の二酸化窒素汚染が大幅に改善される。

COVIDー19コロナウイルスは全世界で猛威をふるい続け、世界各国で旅行制限、渡航制限、及び検疫をもたらしました。

しかしこのウイルスがもたらしたのは何も悪い影響だけではありません。インフルエンザ患者の減少、誤報の拡散に関する貴重なサンプルの提供などの功績も残しています。そんな数少ない功績の中に環境に対する貢献が追加されました。

NASAと欧州宇宙機関(ESA)の汚染監視衛星は中国上での二酸化窒素(NO2)の大幅な減少を検出しました。この結果は、コロナウイルスの発生後の経済の減速に少なくとも部分的に関連しているという証拠があります。

「2008年に始まった景気後退の間にいくつかの国でNO 2が減少したことを思い出しますが、減少は緩やかでした。」と、NASAのゴダード宇宙飛行センターの大気質研究者であるFei Liuは述べました。

1月の終わりから2月の初めにかけて中国では旧正月に入るため通常、二酸化窒素の濃度は減少しますが今年は終了後も削減が続いています。

2004年に開始され、NO 2およびさまざまな大気汚染物質に関するグローバルデータを収集してきたオゾン監視機器(OMI)もこの現象を捉えています。NASAの大気質科学者であるバリーリーファーは「当社の長期OMIデータにより、これらの量が異常であるかどうか、およびその理由を確認できます。」と、んべています。

中国の二酸化炭素排出量が減少しているが確認できるのは衛星データだけではありません。

今年2月にCarbonbriefが発表したデータによるとコロナウイルスを封じ込める措置により主要産業部門全体の生産量が15%から40%削減されました。彼らはこれが過去数週間で国の二酸化炭素排出量を約4分の1削減したかもしれないと見積もっています。

しかし、産業や施設が停止し、二酸化炭素の排出量が減り、二酸化窒素が削減されたからと言って中国の大気の質が改善されたわけではありません。その証拠に今年2月の北京の大気質指数(AQI)は222でこれは世界保健機構が推奨するレベルの10倍です。

首都を取り巻く北京、近隣の天津、河北省の通常レベルと比較して、トラックの交通量は77%減少し、バスの交通量は39%減少したにもかかわらずです。

「自動車排出物がなくても、これらの産業および石炭燃焼排出物は、悪天候の中で北京をひどい汚染の連続した日に突入させるのに十分です。」と、中国の中央銀行の元チーフエコノミストであり、公共および環境研究所の現在のディレクターであるマ・ジュンはSouth Chine Morning Postに語りました。

「現在の優先事項は、産業の規制と石炭の燃焼を引き続き強化することです。」

旧正月は最近の二酸化窒素削減に役立った可能性もありますが、研究者たちは中国が厳しい環境規制を開始したことも要因としてあげています。さらに、李と同僚は、休日後の二酸化窒素の反発を見ていません。

参照:sciencealert