Electigmaについて

都会に生息するカモメは人が食べているものを好み、優先的に襲っていることが判明。

多くの生物が都市化によって悪影響を受けていますが中には都市に適応し、反映することに成功した種もいます。セグロカモメ(ニシンカモメ)もそのうちの一種です。彼等は人間が落としたパンくずなどを主に漁っていますが私達が思っているよりも彼等はグルメなのかもしれません。

英国で行われた新しい研究はカモメが人間の手によって処理された食物を優先的につついていることを示唆しており、そしてそれがおそらくこの種が都市で繁栄した理由です。

食物を見つけることは生物にとってとても重要な要素ですが、変化し続ける環境下において維持することは困難です。それほどまでに人間の影響は地球全体に及んでいます。その人間との共存という道は、ある意味では賢い選択なのかもしれませんが生物の都市化は死亡率と密接に関係しています。(車に惹かれる等)

人間と共存して人為的資源を活用する生物が人間をどのように活用しているのかはあまり研究されていません。そこで研究者は都市化したカモメが人間の手がかりに惹きつけられるのかを調査しました。

ROYAL SOCIETY OPEN SCIENCEに掲載された研究では2つのバケツを均等に離して成体のカモメ数十匹の前に設置しました。バケツの中の食品の量は同じです。

目の接触を避けるためにサングラスをしていた研究者は片方のバケツを20秒間取り扱い、同じ場所へ戻しました。

その結果、テストされた38羽のカモメの内、24羽が人間が取り扱ったバケツをつきました。これは全体の80%にのぼる数値であり、偶然のレベルを超えています。

「これらの結果は、都会のカモメは一般に低レベルの新恐怖症を示すが、特に食物の文脈では手がかりとして人間の取り扱いを使用することを示唆している。」と、著者は研究で述べています。

この種の行動は「ローカルエンハンスメント」と呼ばれており、特定の場所の人間を観察し、その人間が扱っていたオブジェクトに引き寄せれます。

カモメがオブジェクトに引き寄せられているのは人間が取り扱っただけかどうかを調べるため研究者は同様の実験をスポンジを用いて行いました。このスポンジは食品オブジェクトと同じ形状、サイズに加工されています。

しかしカモメは騙されませんでした。同様の数の鳥がスポンジに近づいたにも関わらず非食品試験での対象物での食いつきは、食品試験よりも有意に少ないものでした。

「これは、カモメが何であるかを区別する前にオブジェクトに近づき、より近い距離にあるオブジェクトのタイプを区別することを示唆しています。」と研究者は語りました。

セグロカモメが人間の行動を観察し、都市化に順応する唯一の野生生物の可能性っ低いです。今後、都市化が進むにつれて多くの生物が人間と接触することとなるでしょう。野生動物が人間と相互作用する原因となる手がかりをより包括的に理解することは、人間の否定的な遭遇を減らすだけでなく、為的アイテムの影響を潜在的に軽減する予防策を開発する上で鍵となる可能性があります。

参照:sciencealert